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ワキガの原因とは? |
ワキガの原因を解明する前に、まず知っておきたいのは、ワキガというのは病気ではないということです。
ワキガとは、ワキの下の汗が原因となって発する不快なニオイのことを言います。
汗には、アポクリン汗とエクリン汗の2種類がありますが、このワキガのニオイの原因となるのはアポクリン汗になります。
これに含まれる成分が、毛穴や皮膚の表面に生息する細菌によって分解されると、特殊なニオイを発するようになっています。
このニオイを拡散させるのが、もうひとつの汗、エクリン汗です。 これに、表皮で皮脂が分解されてできた脂肪酸のニオイが加わり、ワキガ臭をさらに助長するようになっています。
私達、人間は汗に対して、あまり良い印象を持っていませんが、「汗」というのは、人間が生きていく上で重要な役割を果たしています。
それは、ご存知の方も多いと思いますが、体温調節です。
人間の体温は、外界の温度に影響されにくく、常に一定を保つようにつくられています。
私達、人間は食物から生きるためのエネルギーを得ていますが、食物が体内で消化吸収されたエネルギーになるためにはさまざまな酵素の働きが必要です。
この酵素がスムースに働く温度というのが平熱になります。 そのため、体は体温を平熱に保とうとし、体内で生産された過剰な熱を発散させるために汗を出しています。
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