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超音波の仕組みとは? |
「超音波」という言葉をよく耳にしますが、いったいどういうものなのでしょうか? 音は物体が振動し、その振動が気体や液体、固体を震わせて伝わります。
このときの振動によって起こる波動を音波といいます。 この音波が1秒間に何軒起こるかをあらわすのが周波数で、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。
周波数が大きいほど音は高く聴こえ、周波数が小さいほど低い音に聴こえます。 日常生活の中で、私達が会話をする声の周波数は200〜6000Hzと言われています。
そして、人が耳で聞くことのできる周波数は20Hz〜20KHzです。 私たちは、これ以上周波数が高くても、低くても、その音を聴くことはできません!
その聴くことのできない高い方の周波数を「超音波」とよびます。 超音波は、「聴くことを目的としない音」と定義されており、その特性はさまざまな分野で応用されています。
超音波には直進、屈折、反射、散乱という光と同じ特性があり、さまざまな用途に利用されています。
たとえば海底探査では、水中に超音を放射し、その反射波を分析して海底の地形を測量します。
魚群探知機も超音波を海中に放射し、その反射波で魚群の大きさや位置を確定します。 また、超音波の振動によって起こるエネルギーは精密機器の洗浄や加工、宝石・ガラスなどの切断などに利用されています。
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