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超音波の凄さとは? |
超音波は、医学の分野でも大いに利用さています。 最初に超音波が利用されたのは1942年の脳腫瘍の診断だったと言われています。
その後、利用範囲は広がり、現在では、お腹の中の赤ちゃんの様子や結石やガン、心臓、肝臓などの臓器検査に使われています。
超音波ワキガ手術の説明の前に、胎児診断装置や臓器検査の仕組みについて説明します。
胎児診断装置は、魚群探知機の応用として開発されました。 ご存知のように、人間の体液濃度は海水とほぼ同じです。
また、海水の音響インピーダンスと胎児がいる羊水の音響インピーダンスがほぼ同じであることから、胎児の様子を映し出せるのではないかと研究されたのです。
ちなみに、音響インピーダンスとは物質の密度×音速で表されます。 超音波を物質に当てた時、透過する超音波と反射する超音波があり、この反射と透過の度合いが音響インピーダンスによって決まります。
音響インピーダンスは、超音波の周波数に関係なく、物質によって決まっています。 今では、さらに技術が進み、妊娠初期の胎児まで観察できるほか、胎児の心拍や成長度合いをチェックしたりできます。
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